家の話
佐藤「だから、今の仕事を精一杯頑張りたいんですよね!」
私「すごいね。新入社員でそんなこと考える人なかなかいないですよ。少なくとも私自身そんなこと考えたことなかったですし。」
佐藤「こう考えられるようになったのも、憧れの先輩がいるからだと思うんですよね!」
佐藤「ダメなときはしかってくれるし、頑張ったときはすごく誉めてくれるし、私の憧れです!」
私「そういう人はなかなかいないですよね。いい先輩ですね。」
佐藤「そうなんですよー!先輩も私たちみたくアンケートとったりもするんですけど、メインは不動産相談会で説明とかをしているんですよね。」
私「相談会?そういうのもやっているんですね。」
佐藤「お家の相談会って結構ハードル高く感じちゃうかもしれないんですけど、うちの会社でやってるのって、賃貸と持ち家どっちがお得なの?とか、実際買うってなった場合は紹介とかもできるんですけど、紹介できないときは、こういう基準で選んだらいいですよーとかを、その人それぞれに合わせたお話をさせてもらってるんですよね!」
佐藤「リュウさんも今度来てみてくださいよ♪私はまだ説明できないので、リュウさんの隣に座って一緒に先輩の説明聞いて勉強します。笑」
私「家買うとか考えたこともないしなー。笑」
佐藤「うちに説明聞きに来てる人たち皆リュウさんみたいな感じですよ!」
佐藤「むしろ家ほしいなって思っている人たちは、CMで放送されているような不動産屋いっちゃいますから。笑」
私「たしかにそうかも。」
佐藤「ですです。笑」
佐藤「私も先輩の説明聞いて勉強したいので、リュウさんお暇なとき遊びにきてください♪」
私「それじゃあ暇なときに…」
佐藤「リュウさんは土日がおやすみでしたっけ?」
あれよあれよと佐藤にのせられ、私は不動産相談会とやらに行く約束してしまっていた。